事業概要

経営理念

民間事業者としてのノウハウを活かした効率的経営

明和工業株式会社は、新潟県旧白根市において昭和44年の創業以来、一貫して水道関連事業を業として、現在では、上水道施設の建設、水管橋等の金属製品の製造、水道本管仮設資材のレンタル、災害等の緊急時に活躍する仮設資材の備蓄・提供並びに環境水質分析などで日本全国へ事業を展開しています。

これまで培った水道事業のノウハウを活かし、水道事業をトータルに経営することで新潟東港水道事業のより安定的で効率的な運営を図ることができると考えています。

水道事業経営を通して新潟東港地帯の発展に寄与

新潟東港地帯の発展は、対岸諸国の今後の発展を考えるとき、新潟県のみならずわが国全体にとっても極めて重要です。新潟東港水道事業の運営を通してその一翼を担うことができれば、 真に光栄なことであり、経営面だけでなく、微力ながら社会貢献の一端としても社を挙げて水道事業に取り組み、新潟東港地帯の発展に寄与します。

新水道料金体系による需要拡大と利用者サービスの向上

現在の東港水道事業は、計画給水量と現実の給水量とが大きく乖離していることから極めて困難な経営状況にあり、また、水道料金も高く利用者の満足を得られているとは言えません。特に、水道料金が高いがゆえに水道水を利用せず、他の水源の水を自ら浄水して利用している実態もあります。

そこで、大口利用者に対して特別(割引)料金を設定するなど、利用者ニーズに応じた柔軟な料金設定を行うことで利用者から上水道を一層利用してもらう営業努力をいたします。

水道料金体系の見直しにより新たな水需要を掘り起こし、その上で、経営を安定させながら既存ユーザーに対しても水道料金値下げ等を行うなど、利用者全体のサービス向上を図ります。

地域との連携

水道事業の経営に際しては、地域との連携にも十分配慮します。弊社は新潟県に根ざした地元企業であり、将来的には地域の他企業からも水道事業に経営参加していただき、水道事業の透明性、安定性、安全性を高めながら更に事業を発展させることも検討します。

また、イベントなどに水道水を活用することで地域の賑わいや安らぎを演出する余地もあると考えています。

地域に貢献できる企業を目指します

利用者の御理解と県、市、町等の行政の協力を得ながら、一時も早く経営の安定化を図り、安全、安心な水道を継続して供給することを通じて地域に貢献できる企業を目指してまいりたいと考えています。

事業主体・組織

水道事業者

水道業者 明和工業株式会社
代表者 関根 聡史
住所 新潟県新潟市西蒲区打越135番地1
電話 025-375-1040(直通)

新潟東港水道事業部

新潟市西蒲区打越135番地1(明和工業本社内)
TEL:025-375-1040 (直通)

運営組織

※ 工事に関しては工事部が協力します。
※ 事故、災害時等については全社体制で対応します。

人材育成

事業部長及び水道技術管理者が中心となり、職員教育制度や教育マニュアルを整備し、人材の育成に努めています。

保安体制

日常の保安体制

配水施設の稼動状況の監視業務は、遠方監視装置を移設し、自動通報装置により24時間体制で監視しております。なお、異常が認められた場合は、直ちに職員が現地に急行するなど、迅速、適切な対応を取れる体制を整えています。

また、配水施設の遠隔操作が可能となるテレメータ装置の整備や停電時の早期復旧のための非常用発電機の整備など、保安体制の充実強化を図ります。

配水管路については、毎年度、配水管路保全計画を策定し、定期巡回により漏水等の点検を行っています。

災害時の即応体制

災害時の職員即応体制等の緊急対応マニュアルを整備し、非常時には全社体制で給水の確保に当たります。  配水場、配水管等に損害が発生した場合は、早急に情報収集を行うとともに、速やかな施設の復旧を図ります。 (明和工業の災害対応技術)  明和工業では、水道管や水管橋の施工、製造を行っているほか、緊急災害時や工事期間中に使用する仮設配管のレンタルシステムを全国展開しており、全国8か所の工場に合計約 1,200㎞の水道復旧資材をストックし、24時間受付体制でレンタルに応じています。これまでも各地の地震災害等において多くの自治体からご利用いただいています。  新潟東港水道の配水管の被害に対してもこの技術とシステムを活用し、応急的な給水や早期の復旧が図れるものと考えています。

災害時の仮設給水・運搬給水予定箇所

災害時の仮設給水・運搬予定箇所を掲載します。
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災害時等相互応援体制

日本水道協会に加盟し、全国の水道事業者との災害時相互応援体制を整えます。