ソライユポートを佐渡市内に実験設置、「離島」「塩害」「強風」エリアでの耐久性・活用性の実証実験を開始

今回佐渡市に設置した独立電源のソライユポート(左)。発電した電力を蓄電する蓄電池(右)
明和工業株式会社は、3月4日、新潟県佐渡市の市営宿泊施設「ゲストハウスときわ」に、太陽光発電パネルと蓄電池搭載の駐輪場「ソライユポート」を設置しました。
「ゲストハウスときわ」は、佐渡市が民間から借り受けている施設を改修した宿泊施設。学業やゼミ合宿等で佐渡に長期滞在する学生などをメインターゲットに、観光やビジネスなど幅広い用途で利用できる施設です。
当社が同施設にソライユポートを設置することで、施設利用者の利便性向上につながるほか、島内でのサイクル観光の促進や、災害停電時の電源確保という「防災」面での支援も兼ねています。また、明和工業では今回、ソライユポートの支柱部分に特別仕様として塩害対策塗装を一部施しています。今回の設置では、潮風による塩害など、離島特有の過酷な環境下での耐久性の検証をする実証実験も兼ねています。
設置の背景と目的
1.施設利用者の利便性向上と観光・サイクリング振興
ゲストハウス利用者の利便性向上だけでなく、佐渡金山の世界遺産登録により島内の観光需要が高まる中、環境負荷の低い移動手段であるサイクリング文化の醸成をサポートする目的もあります。
2.防災拠点の形成
離島の災害発生時の停電対策として、系統電源に依存しない独立した電源確保は、連絡手段、夜間の照明などを維持する上で重要な課題です。災害による停電時でも、太陽光発電と蓄電池により、スマートフォンの充電や照明の提供が可能で、防災機能を向上させます。
3.技術実証(実証実験)
製品に特別仕様を施し、離島特有の「潮風による強い塩害」および「強風」環境下での耐性を検証します。対塩害塗装の比較検証として、2本の支柱のうち1本を「対塩害仕様」の特別塗装とする比較検証を行い、劣化速度を比較モニタリングします。
また、構造安定性の確認として、強風が懸念される離島において、2本足構造の安定性を検証し、今後の製品開発および設置基準の策定に反映させます。

離島環境下の実証実験で支柱1本を対塩害仕様(左)、1本を通常仕様(右)にしてモニタリング
地域連携と今後の展望
これまで当社では、秋田県にかほ市の道の駅において、電動キックボードのレンタル事業と連携した再エネ100%給電の実証試験を行ってきました。今回の佐渡市での取り組みでは、さらに「観光振興」、「防災」、「長期環境耐性」に主眼を置いた内容となります。実証実験で得られた知見は、全国の沿岸・離島地域における再生可能エネルギー活用の最適化に活用してまいります。
設置概要
場所:ゲストハウスときわ(新潟県佐渡市泉104番地)
https://www.city.sado.niigata.jp/soshiki/2005/69093.html
製品:ソーラーサイクルポート「ソライユポート」
太陽光パネルで発電した電気は備え付けの蓄電池に貯め、平常時は電動自転車のバッテリー充電、 災害時にはAC100V電源を非常用電源として供給することができるフェーズフリー(備えない防災) な設備。既存電力網に依存しないオフグリッド仕様(完全独立型電源)。
製品について
関連情報
秋田県にかほ市 道の駅象潟「ねむの丘」にてソライユポートの実証試験を開始しました | お知らせ | 明和工業株式会社
お問い合わせ
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