漏水の悩みに終止符を。 -販売開始から10年。農業現場と歩んだ“水を守る”10年-
水田や畑を支える農業用水。
その裏側では、目には見えない多くの課題と、それを解決しようとする現場の知恵が存在しています。
そのひとつが「空気」の問題。
水を送るパイプライン内には自然と空気が溜まり、放置すると流量の低下や管路の破損につながります。
そんな問題を解決する装置が“空気弁”ですが、農業用水に含まれるゴミや砂により、従来の空気弁は詰まりや作動不良により「漏水」を起こしやすいという声が現場から上がっていました。
この声を受けて明和工業が開発したのが、農業用空気弁「スマートエアバルブ」(農業用空気弁「スマートエアバルブ」 | 製品案内 | 明和工業株式会社)です。
従来構造とは一線を画す「弁座部が水没しない新構造」によって、ゴミの付着を防止。
漏水や止水不良といったトラブルを解消し、安定した水供給を実現してきました。
さらに、
・コンパクト設計で設置場所を選ばない
・ステンレス製で高耐久・高耐食
・ゴミの付着が少なく、メンテナンスの頻度も軽減
といった特長を備え、ゴミや砂が含まれる農業用水が流れるような環境でも確かな性能を発揮しています。
そして――
このスマートエアバルブは、2025年で販売開始から10周年を迎えました。
この10年、多くの自治体の方々に採用され、改良と実績を積み重ねてまいりました。
「Made in 新潟 ゴールド技術」(新潟県がバックアップする土木・建築の新技術【Made in 新潟 新技術普及・活用制度】)や
「農業農村整備民間技術情報データベース(NNTD)」(https://nn-techinfo.jp/technology/406)への登録など、
第三者機関からの評価もいただいております。
これからも農業の現場に寄り添いながら、確かな技術で「水を守る」製品を届けてまいります。