8月1日は「水の日」― 水とともに歩む企業として
私たちの暮らしに欠かせない「水」。
毎年8月1日は「水の日」、そしてこの日から1週間は「水の週間」として、国土交通省をはじめとする関係省庁が啓発活動を行っています。
この記念日は、国民一人ひとりが水資源の有限性や大切さを見つめ直し、将来にわたって水を守り、賢く使うことの重要性を共有するために1977年に制定されました。
昨今、気候変動の影響や人口減少、老朽化した水道インフラなど、水にまつわる社会的課題は複雑化しています。
都市と地域の格差、災害時の水供給、再生可能エネルギーとの融合といった新たなニーズに対し、柔軟かつ確かな技術で応えることが、今後のインフラ企業に求められています。
明和工業株式会社は、創業以来、水道インフラの発展とともに歩んできた企業です。
水管橋や空気弁、継手といった構造物の製造・施工を通じて、地域のライフラインを支える基盤づくりを担ってきました。

▲水管橋
そして今、私たちはもう一歩踏み込み、「水」という資源に対して「未来をどう守り、つないでいくか」という視点で事業を見直しています。
その一例として、脱炭素社会実現に向けた取り組み。
ソーラーカーポートによる再生可能エネルギーの活用や、水素蓄電システムの導入など、水とエネルギーという2つのインフラの交差点に立ち、持続可能な未来を支える技術革新にも挑戦しています。

▲ソーラーカーポート「ソラレクト」

▲水素蓄電システム
水素蓄電システムの試験運用開始のお知らせ | お知らせ | 明和工業株式会社
また、BtoC向けの製品を販売するクラウドファンディングプロジェクトを実施。
新潟工場では年間およそ50トンにも及ぶ金属端材が発生しているという課題から、製造工程で発生する端材のアップサイクル。
これまでは産業廃棄物として処理していたものを、新たな商品へと生まれ変わらせる取り組みを社内でスタート。
クラウドファンディングでの製品化を通じて、循環型社会への貢献を目指しています。
クラウドファンディングの支援募集を開始します | お知らせ | 明和工業株式会社
クラウドファンディング新製品!ペン立て「すみっこペン」発売開始! | お知らせ | 明和工業株式会社
私たちの企業理念は、「水の未来を拓く」。
それは、水を守ることだけでなく、水をめぐる環境や暮らし全体を見据えて、次世代へとつなげていく責任を果たすことを意味します。
水を当たり前に使える社会を維持し、未来に残していくために、私たちは日々の技術に真摯に向き合い続けています。
目に見えないけれど、確かに支えている技術と人の力。
その先にある安全で豊かな社会の実現に、明和工業はこれからも貢献し続けます。