水インフラ製造の技術で再エネと防災を支える―ビジネスコネクトEXPO in NIIGATAに参加して
9月3日(水)、明和工業は「ビジネスコネクトEXPO in NIIGATA」に出展いたしました。
当社ブースでは、太陽光発電製品の独立電源型ソーラーサイクルポート「ソライユポート」や災害対応に役立つレスキュータンク、そして当社で初めて挑んだクラウドファンディング製品を、パネルや映像でご紹介しました。
来場者との出会いから見えた「協業の芽」
今回のEXPOは、単なる製品紹介の場ではなく、新しい出会いとつながりを生む場。
来場された方々の多くが、「情報収集」だけでなく「一緒にできること」を探しているのが印象的でした。
実際に、再生可能エネルギー分野や防災・建設関連での協業の可能性について、多くの方と意見交換させていただきました。
特に今回は、新潟県内の参加企業が非常に多く、すでに当社の製品を施工現場で使った経験を持つ方も。
地元企業として、新潟に根差した取り組みを続けてきたことが、こうした場で実感できたのは大きな喜びです。
「なぜ水インフラ製造会社が再エネを?」という質問
ブースでよくいただいた質問のひとつが、
「どうして水道管や配管製造の会社が太陽光発電製品をつくっているの?」というもの。
私たち明和工業は、長年培ってきた金属加工技術・溶接技術を活かして、堅牢なインフラ製品をつくることが得意です。
この強みを活かすことで、鉄製パイプを加工し、塩害にも強い塗装を施した太陽光発電架台を開発できました。
積雪に強く耐久性の高い再生可能エネルギー製品として、多くの来場者に関心を持っていただけました。
建設業・運輸業との話題
今回の展示では、建設業や運輸業の方々とも有意義な会話がありました。
- 建設業の方々とは、「建物の修繕工事現場でも使える仮設配管レンタルサービス REPCS(レピックス)」について
- 運輸業の方々とは、「災害時に仮設配管を運ぶ支援」での協業の可能性について
このように、当社の仮設配管レンタル事業が防災・減災や地域インフラ維持に貢献できる点を再認識すると同時に、幅広い業種と連携できる可能性を感じました。
地域と共に、未来を拓く
今回のEXPOは、「顔の見える出会いの場」。
さまざまなバックボーンの企業の方々と直接お話しすることで、再エネと防災の両立という当社の挑戦を、より多くの方に伝えることができました。
これからも「水をつなぐ技術・エネルギーをつなぐ技術」で、地域社会と共に持続可能な未来を築いていきます。
本コラム関連製品・サービス
災害時に生きるための水を確保する「レスキュータンク」 | 製品案内 | 明和工業株式会社
水道本管仮設資材「REPCS」 | 製品案内 | 明和工業株式会社
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