防災の日に考える、“備え”のあり方 – 災害に強い社会をつくるために –
9月1日は「防災の日」。
1923年の関東大震災の教訓をもとに制定され、国や自治体、企業、そして私たち一人ひとりが防災意識を高める機会とされています。
近年、地震・豪雨・台風などの自然災害が頻発する中、「想定外」は日常の一部になりつつあります。
そうした背景のもと、防災における“備え”は、個人の安心を支えるだけでなく、地域社会の継続性を保つうえでも重要な役割を担います。
特に「水」や「電気」などのインフラを災害時にも確保できるかどうかが、その後の復旧・生活再建の質を大きく左右します。
災害時の「水」と「電気」のインフラ確保に向けた備え
当社では、災害時に「水」や「電気」を確保するためのさまざまな製品や技術を展開しています。
仮設配管によって迅速に給水ルートを構築する仮設配管レンタル「REPCS(レピックス)」や、消火栓を活用した簡易給水栓「レスキュータップ」など、現場に即した対応力が評価されています。
また、生活用水や飲料水の大容量備蓄に対応する「セーフティータワー」なども展開。
水質保持・衛生面に配慮し、非常時の“命の水”を確保する手段として、自治体での導入も行われています。

▲2025年8月新潟県上越市渇水時にREPCSを使用した様子
渇水現場でのREPCS使用の様子は、動画内1:38~1:52にも映っています。

▲レスキュータップ(ステンレス製 応急給水栓「レスキュータップ」 | 製品案内 | 明和工業株式会社)
能登半島地震の液状化被害によるレスキュータップ使用の様子は、動画内0:18~0:45にも映っています。

▲セーフティータワー(緊急用飲料水備蓄タンク「セーフティータワー」 | 製品案内 | 明和工業株式会社)
加えて、エネルギーを自立的に確保できる備えとして、豪雪地や沿岸地にも対応可能なソーラーカーポート「ソラレクト」や、平常時は充電設備、非常時は給電が可能なソーラーサイクルポート「ソライユポート」を販売。移動できる備蓄電源として「可搬型蓄電システム」も取り扱っております。
いずれも、地域単位での災害対応力を高める設備として使用できます。

▲ソラレクト(ソラレクト | 製品案内 | 明和工業株式会社)

▲ソライユポート 秋田県にかほ市で実証試験の様子 (ソライユポート | 製品案内 | 明和工業株式会社)

▲可搬型蓄電システム(可搬型蓄電システム | 製品案内 | 明和工業株式会社)
“自分ごと”としての防災を考える
防災の取り組みは、行政や企業だけでなく、私たち一人ひとりが“自分ごと”として行動することが基本です。
企業としては、その備えを「誰にでもわかりやすく、使いやすく」提供することが使命だと考えています。
明和工業は、社会インフラを支える企業として、災害に備える地域や暮らしの力をこれからも支えていきます。
この防災の日、日常の延長線上でできる“備え”を、あらためて見直してみませんか?
その他防災製品
災害時に生きるための水を確保する「レスキュータンク」 | 製品案内 | 明和工業株式会社
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