第1号「ソーラー東屋」誕生!――開発・製作の舞台裏に迫る
明和工業では、より快適な職場環境づくりの一環として、「ガーデン改修計画」が進行中です。
その第一弾として誕生したのが、屋外休憩スペース「ソーラー東屋(あずまや)」。

▲ガーデンとソーラー東屋(右)
今回のコラムでは、開発部・製造本部のメンバーにご協力いただき、「ソーラー東屋開発・製作の裏側」についてお話を伺いました!
なぜ“東屋”をつくることになったの?
きっかけは、社長のこんなひと言でした。
「当社のガーデンを、誰もがもっと使いやすく生まれ変わらせたい!」
この想いを受けて開発部が動き出し、その一歩として「ソーラー東屋」の設計・製作プロジェクトがスタートしました。
東屋の機能は?
東屋には、テーブル1台とさまざまな形のイスが設置されており、休憩や打合せに利用可能。
注目は、屋根に搭載された太陽光パネル! 発電した電力は東屋内の照明に使用され、17:00〜20:00の間点灯しています。
さらに、その電力はテーブル下にある「可搬型蓄電池」にも充電可能。
非常時の電源としても活用できる、機能性と防災性を兼ね備えた空間です。

▲夜間点灯中のソーラー東屋
設計・製作の裏側を覗いてみると…
開発担当者は、こう振り返ります。
「構造物の開発は初めて。日々トライ&エラーの連続でした。」
特に苦労したのが屋根の設計と製作。角パイプ1種類につき、4面分×10種類の図面…なんと40種類以上の2D CAD図面が必要だったとか!
さらに、それらを正確に切断し組み立てる工程では、「1mmの誤差も許されない」緊張の作業が続きました。
製作担当者もそれぞれ、
「切断したパーツが合うか、最後までドキドキでした」
「イスやテーブルの土台の曲げ加工は、難易度が高かった」
と、初めて尽くしの挑戦を語ってくれました。

▲屋根の施工途中の様子

▲ソーラー東屋に設置されているテーブルとイス
そして、完成!仮組みから本設置までを乗り越え、見事に完成したソーラー東屋。
「風通しがよくて、缶コーヒー片手にひと息つける最高の空間です」
と、皆さん満足そうな表情で語ってくれました。
社内ではすでに会議で使用した部署もあり、「自然の中で話すと、意見もより活発になる」との声も。
ソーラー東屋第2号、2025年秋完成予定!
現在、さらなるガーデン改修計画が進行中。
ソーラー東屋の“第2号”も、2025年秋ごろの完成を予定しています!